(50周年)記念展示「標本で見る長居の自然」
50周年記念事業
こちらのイベントは終了しました
開催期間:2024年4月27日(土)~6月30日(日)
長居公園や長居植物園の植物・昆虫などの標本や観察データから、
50 年前から現在までの長居公園周辺の自然を紹介します。
【日 時】4 月 27 日(土)~6 月 30 日(日)
【場 所】自然史博物館 本館1F ナウマンホール
長居植物園の池のオニバス:1976 年に採られたオニバスの標本(左:自然史博物館所蔵)と
1974 年頃に撮影された大池に一面に生えるオニバス(右:自然史博物館友の会会誌 Nature Study 1974 年 10 月号の表紙より)
オニバスはため池などに生えるスイレン科の大型の水草です。大阪府、特に泉州地域はため池が多く、オニバスの多産地域として知られていまし
たが、ため池の埋立や水質悪化によってオニバスの自生地は激減しました。標本や写真の記録から、自然史博物館が長居にやってきた 1974 年ご
ろには、長居植物園の池にオニバスが生えていたことがわかっています(写真)。その後、長居植物園でオニバスは生えてこなくなりました。現
在、長居植物園で見られるオニバスは植栽されたものです。自然史博物館に収蔵されているオニバスの標本は、長居植物園の開園当時はオニバス
が生えられるため池の環境が残っていた証拠なのです。
開催日 | 2024年4月27日(土)~6月30日(日) |
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