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ココが変わりました

里山ひろばに菜の花畑をつくりました

2024.12.19植物のこと

住吉区で古来種の菜の花を咲かせる活動をされている「菜の花を咲かそう会」さんから、古来種の菜の花の種をわけていただき、里山ボランティアのみなさんと播種して苗を育て、里山ひろばに畑をつくって植付を行いました。住吉区遠里小野は日本ではじめて菜種油をしぼった歴史ある地。「菜の花を咲かそう会」さんは菜の花の種からしぼった油を住吉大社に奉納し、その油は灯籠をともしています。

里山ひろばの菜の花は、菜の花とは思えないような大きな葉っぱとなり、背景の褐葉したラクウショウに明るい緑色が映えています。開花予想は、3月中旬から4月にかけて。そのあとは、種が熟成するまで畑においておき、「菜の花を咲かそう会」さんと連携して、来年の種まきや油しぼりに利用する予定です。

 

また、菜の花畑の後ろの斜面地にはヒガンバナを植えました。今年は少ししか咲きませんでしたが、来年はもっと増えることを願っています。

ラクウショウと菜の花畑

約1500株の菜の花を植えました。

古来種の菜の花の葉はこんなに大きい!

アブラナ科の花は交雑しやすいので、古来種の種だけを選別して植えるのですが、それでも交雑したものが混じってしまいます。播種から約10日後、それからさらに約10日後の2回、間引き作業を行うのですが、その際に軸の赤いものは交雑したものなのでしっかり間引きます。

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