第3回 親子でわくわく園芸プログラム
2023.06.19活動報告
6月17日(土)。前期最後のプログラムは、第一回目にみんなで種まきしたアイタデの葉をつかった染物でした。
ボランティアのみなさんが育ててくださったアイタデは、元気に育って、イキイキしていました。
子どもたちは、ハンカチに葉っぱを並べてテープで固定し、サランラップでカバーした上から、木の棒で叩いて染めます。
アイタデの葉っぱは、先っぽの方の新しい葉を使うのがミソ。
カマキリや魚の模様をつくったり、お花の形をつくったり。個性的なたたき染めが出来ていました。
大人のみなさんには、ハンカチに、ビー玉をつかって輪ゴムで止めて模様をつくる生葉染めを体験していただきました。
生葉染めは、つんだ葉っぱをミキサーにかけた液を袋の中に入れ、この中にハンカチを漬けて、揉みこんで染めていきます。
ミキサーにかけてから30分以内にハンカチをつけなければならないので、裏でタイムキーパーさんが活躍していました。
たたき染めは、洗剤であらったのちに水洗い。
生葉染めは、洗剤を使わずに水洗い。
最後はみんなで染めたハンカチを前に記念撮影。みなさん、楽しんでいただけたでしょうか。
前回挿し木をして自宅に持ち帰ったハーブの名前を覚えてくれていたり、たたき染めを気に入ってくれて、家でもやりたいと、余った葉っぱを持ち帰りたいと言ってくれたり、みんなが種をまいたヒマワリが育っていることを伝えると「やった!」と喜んでくれた子どもたち。
保護者の方々もニコニコと子どもたちを見守ってくださっていて、とてもやさしい空気が流れていました。
楽しかった植物との思い出として、この3回のプログラムが、参加したみなさんの心のどこかに残りますように。